みなさんこんにちは。
熊野市駅前校Principalの美ノ谷泰孝です。
心の財を傷つける根本に貪り、愚痴、怒りの三毒があるといわれています。
この3つは互いに絡み合っていますが、中でもまず生じるのは怒りではないでしょうか。
最近は心理学でも「アンガーマネージメント」という怒りへの対処法の研究が行われているようです。
それによればカッとした時、最初の6秒が重要だとか。
その間、いかに心をコントロールするかによって沈静するか増幅するかが変わってくるとのこと。
その場で感情を爆発させると、一時はスッとするかもしれませんが、
それ以上に多くのものを失う危険性があります。
怒りにまかせて我を失わないようにしたいものです。
怒りをマネジメントすることは大切ですが、
それをむやみに溜め込み過ぎないこともまた考えなければなりません。
むやみに声を荒げたり口論になったりしてしまわないよう、上手に怒りを表現することが、
人間関係を構築するうえでは必要な局面もあるでしょう。
怒った時はつい相手を責めてしまいがちですが、
ここで一度冷静になって、事実と思い込みを分ける、
そして、思い込みはいったん横に置いて、
事実に自分の感情を添えて相手に伝えてみるようにしましょう。
短気は損をしてしまうことが多いです。短気は身を滅ぼす元になります。
怒りとつき合いながら、心の財を積んでいきたいものです。
熊野市駅前校Principal 美ノ谷泰孝