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三重県立津高等学校の学校説明会に参加してきました。
今日は三重県立津高等学校の説明会に参加してきました。
校長先生はじめ、「津高っぽい子を送ってほしい」という発言が多くでていました。
そこで「津高校っぽい子ってどういう子だろう?」と真剣に考えてみました。
津高校の教育方針は「自主・自律」とWEBサイトにはっきりと記載があり、
それに沿った様々な教育プログラムがあります。
例えばコメ作りプロジェクトで農業に触れたり、噴水復活プロジェクトで中庭の壊れた噴水を復活させたり、生徒が様々な行事・イベントについて主体的に取り組んでいることがよくわかります。
今年度は10月1日から5日まで、秋休みを導入することで、将来について考える時間に使ってもらう、など、自主・自律できている子ほど、より高い効果を発揮する魅力的なシステムになっているように感じます。
その一方で、自主・自律した生徒になってもらうために、具体的にどういうサポートをしているのか、という話はほとんどありませんでした。(もちろんいろいろとされているのだとは思います。)
以上のことから考えると、「津高っぽい子」とは「自主・自律ができている子」という意味なのでは、と考えました。
実際に次年度からは「進学型単位制」も導入され、しっかりと将来の方向性を決めた生徒にとっては無駄な授業を受けずに、空きコマを有効活用し、効率よく勉強できるシステムになります。自主・自律できている生徒にとってはとても良い環境になると思います。そういう生徒にはぜひ津高校への進学を前向きに進めていきたいと感じました。
また、説明をされていた先生曰く、「単位制になることにより、授業の質の向上につながる」とのことでした。進学型単位制により授業の質が向上するというロジックは以下の通りでした。
① 単位制になることで単位を多少落としたとしても進学(卒業)が可能になる
② 単位認定することについて、よりシビアに判断できるようになる(情けをかける必要が薄れる)
③ 生徒はしっかりと単位認定されるように、努力するようになる
④ 教員は単位認定レベルを高いところに設定できるようになり、授業レベルを上げることができる
⑤ 生徒が単位を落とす=教員の責任なので生徒へのサポートが手厚くなる
実際にそのようになってくれれば、津高校で伸び悩む上位層の救済にもつながると思います。
ぜひこのシステム変更を成功させてもらいたい、と強く感じました。
その一方で、自主・自律できていない子にとっては苦しい学校なのかもしれないとも感じました。例えば、次年度はiPadが導入されますが、こちらは自由にアプリがダウンロード可能で、学校からの制限はないため、勉強以外のツールとして使用する生徒も出てしまうかもしれません。進学型単位制でできた空きコマも、人によっては勉強しないまま無駄に時間だけが過ぎていってしまう恐れもあります。
現在の子どもたちを現場で見ていると、自主・自律した生徒は年々減ってきており、そこの指導が一番難しいことのようにも感じるので、果たして、「君は津高校に進学しても大丈夫!」と自信をもって送り出せる「津高っぽい生徒」がどれくらいいるのだろうか、と少し不安も感じる説明会でした。
あらためて、津高等学校に進学したいという生徒には、中学校の段階できちんと自主・自律できている状態までになってもらえるように指導しなければ、という強い思いを抱きました。
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